射精障害について

射精は精子を含んだ液体を対外に射出する現象です。射精は一般に陰茎の刺激が脊髄の射精中枢に伝わり、さらに精路に刺激が伝わって射精が起こります。この射精は反射現象であり通常は勃起を伴いますが、本来、勃起現象とは独立した作用機序なので勃起があっても射精がない場合や、勃起がなくても射精する場合があります。そして、この脊髄反射はさらに上位の中枢によって促進的あるいは抑制的に調整されています。

射精障害は、誤ったマスターベーションのやり方が問題になって起こることが多いのですが、その理由はマスターベーションのときと膣に挿入したときの感覚が違うために射精できません。ほかにも性交時に自分の性的感覚に集中できない場合なども原因になっています。

射精障害の分類

1.早漏•遅漏葉、射精の時間を自分でコントロールできない状態です。早漏は、落ち着かないとき、疲れているとき、短時間のマスターベーションの習慣などが原因になります。

2.膣内射精不能は、マスターベーションでは射精できるが膣内では射精できない状態です。

3.逆行性射精は、内尿道口の閉鎖不全により射精時に膀胱側へ射精する状態です。

診断方法と原因

逆行性射精の診断は射精反射が出現した後の尿検査で尿中に精子の有無を確認します。射精反射がないものは夢精がある機能性と夢精もない器質性があります。

器質的要因:とは体の組織に何らかの異常や変化が起きて、正常な働きをしないことです。

腰部交換神経切除術、後腹膜リンパ節廓清術、経尿道的前立腺切除術、骨盤内手術、脊髄損傷、糖尿病など。

機能的要因:とは体の組織には何の異常もないが、なんらかの理由で正常な働きがうまくいかないことです。

下垂体異常、性腺機能低下、薬剤の副作用など。